フェイクファー改めエコファーのすすめ #fauxfur
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冬になると目立ってくるファーアウター
今年もファーコートがビッグトレンドで沢山のブランドから出ています。
先日、知人が働くお店に遊びに行った時のことを。
フード周りにファーがあしらわれた素敵なアウターがあり、ファーがフェイクなのもいいねって知人に言ったところ”これがリアルファーだったら買ってたのに….”って言う声も多いんだよね。という会話をしていました。
リアルファーだからという本物志向といったステイタス、見た目が高価に見えるというステイタス、買い物をする時どこに価値を見出すかは人それぞれ。
そう言った声がまだまだ多い中、ステラ•マッカートニーをはじめとした多くのラグジュアリーブランドはフェイクファーへ移行していってる背景があります。
毎年、冬が来るたびに今年もリアルファーが沢山並べられているのを見て悲しい気持ちになっていたのがようやく晴れ上がりはじめた気がします。
私がアパレルに関わっていた10年前当時、nofur派が少数だったのもありバイヤーがリアルファーを大量オーダーした事に対して意見を言うとビジネスとしてやっているからと経済効果としての一面を言われた悲しい出来事も…
特にアルマーニグループが2016‐17年秋冬コレクションからリアルファーを全面廃止したのがファッション界において大きな革命だと私は思いました。
アルマーニといった影響力の大きいブランドがこうした動きを見せたことにより、毛皮に対する価値観が変わりはじめている時代がようやくそこまで来ていることを感じました。
フェイクファーのことをエコファーともいい、今季は特に話題の素材の1つに。
知人とそう言った会話をしたのもあり、フェイクという言葉だと”似せたもの”っていうマイナスイメージがあるからフェイクファーから”エコファー”という呼び方に変化している理由にも、なるほど。と思わされました。
エコという言葉から連想する通りエコファーには動物愛護と環境保護の概念も含まれています。
動物愛護といった企業としての社会的責任を果たすべくリアルファーを廃止していくメーカーが増えてきているそう。
フェイクファーのイメージって?
安っぽい毛並み?
低価格を実現する為のコストダウン?
リアルファーを買うお金がないからフェイクファーで代替?
それはもう昔の話になりつつあり今は品質がとても高くなっています。
また今季は特に、カラフルなカラーや複数のカラー配色のファーコートが大人気。
このはっきりとした色合いはリアルファーには出せない。
[photo by http://fashionwomanmedia.com/]
[photo by https://www.etsy.com/]
複数のカラーを組み合わせたデザインになると、毛皮で作るには無数の皮をつなぎ合わせるより、エコファーの方がなめらかな毛並みを実現出来る一面もあります。
次に購入しようと本気で迷っているエコファーコートが今季のAULA。この素敵な配色も実現出来ちゃうエコファー。
[photo by http://aula.tokyo.jp/]
エコファーはリアルファーでは表現出来ない質感、毛並みを出すことが出来ます。
•カビの心配がなくお手入れが楽
•複数の配色でもなめらかな毛並み
•毛皮には出せないゴージャスな長さの毛足
ちなみに約6〜7年前に購入したSLYのエコファーコート
未だに毛並みがキレイなままです。この細かい柄の表現もエコファーならでは。
今回発売されたNYLON1月号にもエコファーが何点か掲載されているよ。
掲載されていたファーコートのいくつかを紹介したいと思います。どのページでスタイリングされているか是非探してみてね♪
[photo by http://hello.jcrew.com/]
[photo by http://www.k3coltd.jp/]
[instagram] mayu1224eve
BLOGにはあげていない日常の日々を更新しているので
是非チェックしてくれたら嬉しいです♪